脅迫容疑で会社員の男逮捕 名張署

ニュース内容

名張署は2月10日、脅迫の疑いで伊勢市楠部町の会社員、髙橋勇貴容疑者(30)を逮捕したと発表した。容疑を認めているという。

逮捕容疑は同月7日午後6時頃から同9時頃までの間、名張市内に住む知人女性(18)にスマートフォンの通信アプリで「死ぬか話すか選べ」「逃げるほど殺したくなる」などと約20回送信し、脅迫したとされる。

同署によると、2人は約1年前にインターネットを通じて知り合ったという。女性からの被害届を8日に受理していた。

調べに対し「別れを告げられたことなどに腹を立て、送信した」と話しているという。

2020年2月10日 伊賀タウン情報ユ―

弁護士からのコメント

今回のニュースは、通信アプリで脅し文句を送信したことにより脅迫の疑いで逮捕されたというものです。

ニュースにあるように、恋人関係において喧嘩や別れ話を切り出したりなど痴情のもつれで脅迫被害を受けるケースは、昔からよく見受けられます。

従前は会っている最中や手紙・電話で脅されることだけでしたが、近年はインターネットの発達によってメールやSNSなどでの脅迫も多く行われています。

この点、被害者のなかには恐怖から脅迫メッセージを消去してしまう方がいます。
たしかに気持ちはわかりますが、警察や弁護士が動くためには証拠が重要です。
ですので、何とか消去はせず、すぐさま警察や弁護士に相談すべきです。

そして今回のケースは、被害者が警察に被害届を出したことにより、捜査が始まり逮捕されています。

人によっては、こんなことで警察が動いてくれないのではと思う方もいるでしょう。
しかし、警察が動いてくれるかどうかも相談しないことには始まらないので、恐怖に感じているなら相談すべきです。

一方で、怖いけども恋人関係になった相手方が逮捕されたり刑事事件化するまでは望んでいないと考える方もいるでしょう。

そんな際は、先に弁護士に相談・依頼するのも1つの手段です。
弁護士から相手方に対し受任通知および警告することで、多くの場合脅迫がおさまるからです。

最後に、脅迫被害に遭っている際には自力で解決しようとせず、遠慮なく当事務所にご相談ください。

Bio

弁護士 刈谷龍太

グラディアトル法律事務所代表弁護士。
中央大学法科大学院修了。2012年弁護士登録。
離婚・労働・ネット・消費者被害など一般向けのトラブルから、企業法務や経営サポートなど幅広く担当。